私の把握しているゲルソン療法(2)
前立腺ガン
がん細胞が成長するしくみ
DNAに誤りがしょうじると
人間の正常細胞は常に繰り返し繰り返し、生まれ変わり、細胞内にあるDNA情報にもとずて再生されます。しかしそのごく僅かのDNAに誤りが生じます。その多くは通常修復されますが、修復されずに出現した癌細胞では酵素“テロメラーゼ”がたくさん発現し、これがガンが大きくなる要因となっています。
がん細胞は無限に成長する。
染色体の両端には“テロメア”という塩基配列が存在します。通常の細胞の場合、細胞分裂を繰り返すごとに、このテロメアの長さが短くなり、細胞分裂を止めます。
ところが、テロメラーゼが存在すると、いくら細胞分裂してもテロメアは短くなりません。こうして、限界を知らず細胞分裂を繰り返すものがガン細胞です。
アポトーシス
しかし、全能の幹細胞である受精卵にはこうして発生した異常細胞を自然に除去する機能が備わっています。これを“アポトーシス”といい、固体を正常に保つために、細胞を自殺させる機能です。

ナトリウムとカリュウのバランスが大切なのだ
アポトーシスがガン細胞を「自殺」させる。
細胞の中のナトリウムが増加し、カリウムが減少した状態では、細胞中に沢山ある酵素が十分機能できないと言われています。たとえば、放射線、たばこや活性酸素などで、細胞の中の遺伝子DNAが損傷したとき、ナトリウムが増加しカリウムが減少した状態では、その同じ細胞内に存在する酵素が正常に働くことができなくなり、 DNAの損傷が残り、ガン細胞が出現するのです。
ナトリュウムとカリュウムのバランスが崩れると“アポトーシス”が起こらない
新しくできたガン細胞の中ではナトリウムが明らかに増加し、カリュウムが明らかに減少した状態にあります。がん細胞がこのような状態にあると、アポトーシス関連酵素が正常に働かず、細胞の自殺・アポトーシスは起こりません。がん細胞は生存し増殖をつづけます
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